個性を見出して巨大化させてぶち壊す。やっぱり快画だ!
絵:BANAKO 「快画」について書きます。 快画とは、「快い画」「快く描いた画」という意味です(我ながらドンピシャな造語と膝を打ちましたっ笑)。 これまで教室を運営しながら受講生とその作品に接してきて、僕の絵の判断基準…
絵をライフワークに。
絵:BANAKO 「快画」について書きます。 快画とは、「快い画」「快く描いた画」という意味です(我ながらドンピシャな造語と膝を打ちましたっ笑)。 これまで教室を運営しながら受講生とその作品に接してきて、僕の絵の判断基準…
必要最小限の線、生き生きとした線、勢いのある線、デフォルメされたフォルム。 これらは、じっくりと時間をかけて上手(リアル)に描けるようになった後に、徐々に身に付くものと思われがちですが、じつは、ものの見方と描き方を変える…
受講生のバナ子さんが傑作を生み出したので、ご紹介します。 教室に置いてあった昔のファッションカタログを見ながら一気に描きあげました。 バナ子さんは、傑作を生むスイッチを入れるのが得意です。 「絵の具で描きたい!」→パチン…
教室では、受講生それぞれの個性を引き出すことを目的の一つに掲げていますが、じゃあ個性ってナンダ?について書きたいと思います。 個性というのは、引き出すタイプのものと、作り上げるタイプのものがあると思います。 たとえば、ま…
受講生のめざましい進化を目の当たりにし、傑作が生まれる瞬間に立ちあえることの喜びをかみしめる日々。人はそもそも創造する生き物であり、創造性のスイッチを押しさえすれば、独自の表現はいとも簡単に現れるものだと、改めて実感して…
せっかく絵を描くのだから、「自分らしい絵を描きたい」という想いは誰のなかにもあると思います。 絵に限らず、「自分らしく」というのはよく耳にしますね。「自分らしく振る舞いたい」とか「自分らしく生きたい」とか。 これらの意味…
キャラクター講座5回目は、自分の描いた絵が人の作品の一部となり、人の絵を組み合わせて自分の作品とする、というような、部品〜全体〜組み合わせをテーマとしました。 たとえば眼球という部品は顔という全体の一部であり、顔は身体と…
テニス観戦をする観客の資料をもとにアクリル絵具一発描き二時間コースです。 資料をそっくりそのまま描くのが目的ではありません。作者がそこから何を抽出し、どう絵にしていくのか。色なのか、線なのか、人の表情なのか。それが描く人…
ドローイング5講目は、「知覚の記録」です。 当教室ではいつも「生きた線を描こう!」と言っていますが、じゃあ生きた線とはなにか、という疑問がわいてきます。 そこで今回は「純粋輪郭画」という画法をテーマにしました。 「脳の右…
こんにちは。木村タカヒロです。 コラージュ講座の4回目は、女優アンジェリーナジョリーの顔をアンジェリーナジョリーじゃない顔の部品を使って作るの巻です。 限られた部品で似せるためにはどうしたらよいかと試行錯誤しているうちに…
不定期連載 私の出会ったクリエーター、またはその体験 穂積政浩 第2回 ゴードン・マレー 今回は、世界屈指のカーデザイナー、ゴードン・マレーを取り上げます。 ゴードン・マレーは現在、カーデザイナーの中では、世界的にトップ…
こんにちは。木村タカヒロです。 キャラクター第4講は、70年代にディスコ調ミュージックで活躍したグループ・ヴィレッジピープルのキャラクター化です。 題材が毎度のことながら僕の趣味で恐縮ですが、メンバーがとても個性的なので…
イラストレーション第4講目は、渋谷で開催中のデュフィ展にあやかり、絵具でザッザッと色を塗り、シャッシャと線を引くかんじの(つまりはデュフィみたいな)風景画を意識しつつ描いてもらいました。 3軒のお店が並んだモノクロ写真を…
不定期連載 私の出会ったクリエーター、またはその体験 穂積政浩 第1回 アルヴィン・ニレジハージ 木村創作教室のみなさん、こんにちは。 運営スタッフの穂積と申します。いつもみなさまのご参加の状況と習熟の度合いは、木村先生…
ドローイング4講目は「逆さ絵」です。 男女の関係に限らず、ほとんどの事柄に「追えば逃げる」という法則が当てはまるように世の中は出来ています。 絵もそうです。たとえば「顔を美しく描きたい」「手を綺麗に描きたい」という意識が…
3回目のコラージュ講座は、サイズ違いの「撃つ男」を素材に使用して制作しました。 いつもは様々な素材を組み合わせてひとつの作品を制作していますが、今回は、使えるモチーフを一つに限定してみました。 撃つポーズを活かして構成し…
こんにちは、木村タカヒロです。アニメーション講座第3講は前回の続きで「振り向き」と「首振り」です。 今回は、十数年来懇意にしているアニメーション監督の小林治さんが見学に来てくださったので、参戦していただきました(贅沢!)…
3回目のイラストレーション講座は、伊丹万作のエッセイ「顔の美について」(http://www.aozora.gr.jp/cards/000231/files/1195_7950.html)を読んで挿絵を描いてもらいました…
コラージュ2回目のテーマは「部屋」です。 ベースとなる部屋と部屋に入れるアイテムの画像を使って構成します。 制作に入る前に、参考作品としてリチャードハミルトンの「一体何が今日の家庭をこれほどに変え、魅力あるものにしている…
こんにちは。木村タカヒロです。 キャラクター講座の2回目は、モンタージュ似顔絵をやりました。 絵の得意な警察官が目撃者の情報を元に犯人の顔を描きおこすアレです。 「減点パパ」というTV番組で三波伸介もやってましたね(古っ…