第八回【快療法】オンラインセミナー

8月11日(月)20:00〜22:00

オンライン(ZOOM)開催

いのちの快法則・快療法

快い「いのちの法則」にそって、体中のすべての細胞が欲している気持ちのいい方向に生活を変えていけば、生命の奥底の力が発揮されて、健康で幸せに、イキイキワクワクと生きていけるのです。これが、快療法の原理原則です。

どうも生命の神(自然治癒力や生命力)は、気持ちのいい快方向がお好きのようで、これにまさる、どんな医術も薬も方法もないのです。いや、あらゆる医術は、この生命の神の働きに対して、せいぜい万分の一のお手伝いをするにすぎないのです。

瓜生良介

快医学の提唱者・瓜生良介氏の言葉と健康法をお伝えする会を開催します。

こんにちは。木村創作室の木村タカヒロです。鍼灸師・瓜生良介氏(1935〜2012)が提唱した「快療法」という、誰でも簡単に取り組める健康法についてお伝えする会を開催します。

瓜生氏は1978年に鍼灸師となり、ウリウ治療室を開設。日本の優れた自然療法を「快療法」として再構成し、以後30年間にわたり数万人の方に健康指導を行ないました。

私はよく絵のワークショップで創造の話をします。

「創造とは、既存のものを新しく組み合わせることであり、これまでにないやり方で問題を解決することである」

瓜生氏が行った自然療法から快療法への再構成は、まさしく「創造」でした。
この会では、創造者として瓜生氏が語った言葉の数々をお伝えるとともに、現代医学に見放された数多くの病者を救ってきた快療法とは一体どんな健康法なのか、その全容についてお話します。

第八回目となる今回は、ゲストに、はしもと治療室(長野県松本市)院長の橋本俊彦先生をお迎えして開催します。

内容

ウリウさんが教えてくれたこと

・人の身体はおもしろい
・いい加減が気持ちいい
・やりたいことを思いきりやる
・自由でメチャクチャは生命の本質
・「快」の二つの方向
・快医学は宇宙の摂理
・心身のバランス
・自分を癒し、他人を癒し、地球を癒す

怠け者の健康法

・いのちの快法則とは
・からだの声を聞く方法
・温熱療法のやり方
・食事の基本
・病気の原因
・老化の防止法
・免疫力アップの健康食品
・快療法の基本プログラム
・病気の予防法

開催日

■開催日:2025年8月11日(月)
■時間:20:00〜22:00
■参加費:無料
■会場:ZOOM(オンライン)

語り:木村タカヒロ

1965年生まれ。セツ・モードセミナー卒業。1990年、イラストレーターとして活動 を開始。 人間の顔をメインモチーフに、様々な表現法を駆使して作品を量産。2003年、バーチャルタレント集団 「キムスネイク」を生み出し、個性的なキャラクターのアニメーションを、テレビ番組やCM、WEB等で発表。 主な仕事:「ベストハウス123」アニメーション、「マツコの知らない世界」アニメーションなど。2014年より木村創作教室主宰。神戸芸術工科大学非常勤講師。

ゲスト:橋本俊彦

はしもと治療室 院長
1956年、福島県生まれ。1992年、東京医療福祉専門学校 鍼灸・あんまマッサージ指圧科卒業鍼灸学校時代に瓜生良介先生提唱の快医学に出会い、1994年、福島県郡山市に快医学健康・鍼灸治療室開設。斎藤巳乗先生にオステオパシー誇張法を学ぶ。快医学講座を各地で開催し、砂浴と断食合宿の開催(浜松・遠州灘)は100回を越える。2015年、治療室を長野県松本市に移転。

私と快療法:木村タカヒロ(2018年のブログより)

快画のワークショップで私はよく、「快」を軸にしたアプローチは、そのまま人間関係にもあてはまる、という話をしますが、健康法についても同じです。

「人間にはもともと描く能力が備わっている」→快画

「人間にはもともと治る能力(自然治癒力)が備わっている」→快療法

快画のワークショップに参加した方は、「こんなに簡単に絵が描けるようになるなんて」と驚かれますが、快療法も同じで、誰でもできる、とても簡単な健康法です。

「快い状態で描けば、自動的に絵が生まれる」→快画

「快い方向に動かせば、自動的に体は良くなる」→快療法

などなど、快画との共通点はたくさんあります。

快医学との出会い

20代のときに、慢性疲労と激ヤセに数年間苦しみ、いくつかの病院に行って様々な検査を受けるも、「異常ナシ。自律神経失調症であろう」と診断されて途方に暮れていたころ、何かの雑誌で快医学のことを知りました。

その雑誌には、快医学の提唱者・瓜生良介先生のコラムが掲載されており、読んだ瞬間に「これだ」と思い、すぐに電話をして、当時池袋にあった治療室をたずねました。

瓜生先生は、オーリングテストを独自にアレンジした診断法で、すぐに私の体調不良の原因を突き止め(ウィルスが悪さをしている、肝機能低下など)、私に合う治療法や食事を教えてくれました。

もともと病院嫌いだった私は、自分が理想とする医術がこの世に本当に存在していたことに驚嘆し、嬉しくなりました。

快医学との出会いをきっかけに、私は東洋医学にも興味を持ち、関連本を読み漁りました。

知識欲が先行してしまい、快医学の実践はさぼりがちでしたが、それでも体調は徐々に回復していきました。

回復後は、年に数回、瓜生先生に体のチェックをしてもらい、体の反応をみながら、ゆるりと快医学と付き合ってきました。

途中から母も診てもらうようになり、かなり深刻な時期もあったようですが、瓜生先生の指導で乗り切ってきました。

瓜生先生は6年前に逝去され、いまは奥様のイチ子さんとスタッフの方が、治療室(快療法の里ウリウ)を引き継いでいます。

先生が亡くなったあと、私はイチ子さんと「瓜生先生の言葉や思想を伝えていきましょう」と話をして、ホームページを作りましたが、それっきり、何もできずにいました。

イチ子さんに会いに行くたびに、先生の仏前で「やりますから」と誓うのですが、なかなか行動に移せずにいました。

でも、いまようやくできる気がしてきました。

私は、ただ瓜生先生の言葉を伝えるだけでよく、あとは自分なりの「快」を見つめていけばいいのだと考えるようになったのです。

二つの目的

私の活動の二つの目的。

一つ目。
セツ・モードセミナーの長沢節先生に教わった「絵のこと」を伝える。

二つ目。
快医学の瓜生良介先生に教わった「体のこと」を伝える。

絵のことも、体のことも、行き着くところは「自由」と「快」。

だからこの二つは、自由と快に向かうためのアプローチと言えます。

ということは、私の目標は、

自由というものを、快というものを、あまねく人に伝えていく

この一点に集約されます。

快画をやりだして、絵からのアプローチはだんだんとカタチになってきました。

つぎは体からのアプローチです。

絵のワークショップを始める際に、「快画」と名付けたのも、いつか瓜生先生の快療法と融合させたい、融合できるはずと思ったからです。