創造性の活性化1DAY講座:東京

独自で新しく、かつ生産的な発想を考え出す能力(創造性)を引き出すには、公式があります。 その公式さえわかれば、誰でも新しいアイデアを生み出すことが可能になります。 本講座では「絵を描く」というアプローチによって、あなたの内側にある創造性を活性化し、斬新なアイデアを引き出す様々な方法をお伝えします。

このような方にオススメします

・創造のカラクリを知りたい方。
・創作に興味があるけど何から始めてよいかわからない方。
・クリエイティブな思考法を日常や仕事に取り入れたい方。
・時代の変化に対応できる柔軟な発想法をマスターしたい方。
・新たな自分の可能性を発見したい方。
・自身の内面探求に興味のある方。

この講座で得られるもの

・アイデア創出のプロセスがわかります。
・作品を生み出すためのアプローチがわかります。
・アーティストの発想法を理解できます。
・知らず知らずのうちに(自動的に)絵が描けるようになります。
・新しいものの見方がわかります。


創造とはキッカケである

新しいアイデアは、直感によって突然生まれるもの、または熟考の末に出現するものと思っていませんか? もちろん、そういう場合もあるかもしれませんが、創造の仕組みを理解し、簡単なアプローチを試みるだけで、誰でも新しいアイデアを生み出すことが出来るようになります。 本講座では、視覚、聴覚、身体感覚を使いながら「絵を描く」というアプローチによって、”創造の種”が生まれるキッカケ作りの方法をお伝えします。

創造とは、組み合わせである

異質なもの同士を組み合わせる。既存の組み合わせを変換してみる。このような実験のなかから新しい創造が生まれます。すでにある要素をどのように組み合わせるか。新しい組み合わせの発見が、創造のはじまりです。

創造とは、体得するものである

本講座の受講によって、創造の仕組みを頭で理解し、アイデアが生まれる感覚を体で覚えることができます。 そして、いちど体得した「創造の術」は、様々な分野に適用可能となります。是非あなたの日常や仕事の場面に取り入れてください。

講座内容

1【プロローグ】
・創造とは何か
・創造性とは何か
・保守と創造
・創造性のプロセス
・創造の事例

2【創作文様】
・類推〜増殖〜破壊〜再生

3【軌道フォロー】
・自動(無意識)〜類推、補完〜意識

4【絵と音】
・聴覚〜身体感覚〜視覚〜思考

5【絵と言葉】
・イメージの創出

6【絵と映像】
・瞬間+残像

7【絵と物語】
・キッカケ〜独創〜共創

8【絵と言葉】
・言葉の創出

9【絵の練習法】
・手本〜分解〜模写〜組み合わせ、アレンジ

10【エピローグ】
・創造的行為の内面にあるもの
・創造行為のゴール

参加者ご感想

■きっかけ作りの方法を知ることができて良かったです。
言葉からイメージして絵を描くのは初めてでしたが、思いもよらない線が出て快画とはまた違った驚きでした。ぜひもう一度受けたい講座でした。

■創造のプロセスがとてもわかりやすかったです。自分の今の状態を客観的に見ることができそうです。キッカケからの増殖は、どんどん手が進んで驚きました。

■意外とうまく描けたんじゃないかな?という絵をあえてブチ壊して、そこから創造していくという作業がすごく面白かったです。うまく描かなきゃ!と思っていましたが、アイデアを生むためにあえて壊す! もっともっと壊してみたくなりました。

■長丁場でしたが、実践しながらいろんな創造性活性化のための方法を試すことができてよかったです。分解したり、類推、増殖、組み合わせ、意識と無意識の間のやりとりなど、自分でもいろいろ試して、あとは練習が必要だなと思いました。プロの人の「とにかく言われた通りにやってみる」という姿勢も、すごく勉強になりました。先生の作品がどうやって生み出されるか、詳しく教えていただけて興味深かったです。

■7時間があっという間でした。きっかけから創造するというのは、楽しくて、色々なデザインが作れそうな気になってきます。 物語を作るのは家で子供とやってみたいです。先生の講義も面白くてわかりやすかったです。

■デザイナー、アーチストの人たちは、実は地味な作業を続け、微差を何百通りも出し、作品を制作していることが分かってよかった。 あーでもないこーでもないと、つい考えてしまうが、いろんなキッカケを作り、まずは手を動かすことだと思った。動かし続ければ、結果的に自己変革できるのだろう!いっちょやってやりますか! たくさんの気付きをありがとうございました!!

■音と絵、絵と物語(帰ったら子供とやってみます!)、絵と映像、類推と増殖など、すぐにでも制作に活かせるブレイクスルーでした。 7時間とは思えないほど、あっという間でした。 ここから自分のスタイルにどう組み込んでいくか、あまり考えずに盛り込んでみようと思います。

■地道にコツコツ続ける……。これまで苦手としてきましたが、今日のクラスに参加して、まずやってみようと思いました。 「気持ちいい」「快」は結果であって目標ではないということが印象に残りました。今日のアプローチを試してみます。ありがとうございました。

■最初のワークであるモチーフ描きが、まずは目からウロコでした。 いつもああいう複雑なものはどうやって生み出すのかと不思議でしたが、「増殖」という単純な作業で自分でも生み出せたことに驚きました。 もの作りは「作業」することが何より大切で、頭の中で考えていても先に進まないことを講座を通して学びました。今日もありがとうございました。

■頭のみで考えようとするから何も生まれないということが、ようやく腹に落としこめるレベルでわかりました。

■「創造」ということを難しく捉えていたが、ぐちゃぐちゃの線を顔にしたり、一つの絵からストーリーを作っていったりと、あまり難しく考えずにたくさんの絵を創造できたので楽しかった。これからもたくさん創造していきたい。

■意外とあっという間でした。学校の授業っぽくておもしろかったです。いろいろなキッカケがあることに気がつきました。何か描こうと思っても、今までは何を描いたらよいか分からなかったけど、これからは、 いろいろなものが描けそうな気がしてきました。

お申込み

■開催日:2024年8月9日(金)
■時間:10:30〜18:30(途中30分お昼休憩)
■対象:高校生以上
■開催地:護国寺
■参加費:21000円
■支払方法:クレジットカード、銀行振込
■材料費込み
■定員:20名

講師:木村タカヒロ

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1965年生まれ。セツ・モードセミナー卒業。1990年、イラストレーターとして活動 を開始。 人間の顔をメインモチーフに、様々な表現法を駆使して作品を量産。2003年、バーチャルタレント集団 「キムスネイク」を生み出し、個性的なキャラクターのアニメーションを、テレビ番組やCM、WEB等で発表。 主な仕事:「ベストハウス123」アニメーション、「マツコの知らない世界」アニメーションなど。2014年より木村創作教室主宰。神戸芸術工科大学非常勤講師。

主な受賞:第7回イラストレーション誌「ザ・チョイス」大賞受賞、アヌシー国際アニメーションフェスティバル(2010)
http://www.faceful.org
http://kimsnake.jp/