DRiLL 12月のプロジェクト「ヘンテコいきもの」

みなさん、こんにちは。木村タカヒロです。
オンラインクラスDRillの12月のプロジェクトは「ヘンテコいきもの」です。

この課題の狙いは「いかに自由に、何も考えずに描くか」です。

新たに作品を制作しようとするときに、なかなかアイデアが出てこないことってありますよね?
自分はデッサンが上手くないし、絵具の使い方がよくわからないから基礎を勉強してからでないと制作をはじめられない、と思っている人、いますよね?

そんなときは、なんでもいいから描いてみることです。
上手く描こうとせずに、「ヘンテコないきものを描いてやるー」といった開き直りの精神で、一気呵成に手を動かします。

使い慣れた鉛筆で描く。
消しゴムは使わない。
線がはみ出ても気にしない。
色鉛筆塗る。

たとえばこんなふうに。
動画を撮ってみたのでご覧ください。

ほんとうに、何も考えないで描きました。
いや、もしかしたら考えていたのかもしれません。でもそれは絵のことではなく、「おやつにゴマあんまん食べようかなあ」とか、そんなことです。
たまたま目のようなモチーフが出てきましたが、別に具体的なものでなくてもOKです。

どうしても考えてしまう場会は、
「お気に入りのYOUTUBE動画を観て、そっちに気をとられながら描いてみる」とか、
「仲良しの友達と電話で話しながら、何気なく描いてみる」とか、
「公園のベンチでうたた寝をしながら描いてみる」など、
「考えなくなるようなシチュエーション」を「考えて」から描いてみてください。

何を描くかはまったく自由です。
ただ今回は、使用する画材を決めておきましょう。

・鉛筆(2B〜4B)
・色鉛筆
・クラフト紙

クラフト紙は、ちょい厚めのタイプが良いです。
色鉛筆はお好みで。ちなみに僕はファーバーカステル社の色鉛筆が好みです。


提出:2016年12月30日
提出形態:jpeg
点数:(10点以上。1枚の紙に数点、または1枚に1点ずつ)
提出先:kimura0704@gmail.com
(点数が多く、ファイルサイズが大きくなる場合はファイル便等でお送りください)
作品講評:2017年1月9日(専用ページに動画とテキストをアップします)
次回(1月)プロジェクト発表:12月20日(メールでお知らせします)

課題はここまで。
どんなヘンテコいきものが誕生するか、楽しみにしています!


ここから応用編

興味のある人はチャレンジしてみてください。

ヘンテコいきものは、頭の中を空っぽにして描き散らかしているうちに出てきた脳内イメージのかけらです。
そのかけらを切り抜いたり組み合わせたりしていると、だんだんと作品の様相を呈してくることがあります。
ヘンテコいきものが動きだすんです。

「何もアイデアが浮かばない」「どこから手をつけてよいのかわからない」というとき、僕はよくこの戦法を使います。
とりあえず何も考えずに手を動かしてみる→出て来たものを眺めて思考を巡らす→組み合わせてみる→動かしてみる。というふうに。

そうしているうちに、パッと視界がひらけて、全体の輪郭が見えてきます。
無意識下で偶然生まれた小さなけから(ヘンテコいきもの)は、実は全体(=作品)の構成要素だったのだな、という必然のような結果となります。


最後に、以前僕が作ったヘンテコいきものたちと、最終的に完成した作品を載せておきます。
上の動画のように、何も考えずクラフト紙に鉛筆で描き散らかしたヘンテコたちと、その組み合せ事例です。

01 04 07 05 10 02 06

組み合せアニメーション(Animation by Rui Miyoshi)


完成アニメーション


singing in the afternoon(2011)
Music by Smoked Salmon Railway Machine(ゴンザレス三上 from ゴンチチ×辻コースケ)
Animation by KIMSNAKE